鷹鳥屋明「中東で一番有名な日本人」第10回 王立!!湾岸アラブ高校〜断行後の日々〜(続編)
鷹鳥屋明さんの連載『中東で一番有名な日本人』、
今回は以前の配信で好評だった「王立湾岸アラブ高校」 の続編です。カタールへの国交断絶から10ヶ月、 湾岸アラブ諸国との関係は緊張を増すばかりです。鷹鳥屋さんが、 湾岸アラブ諸国を高校に例えて、中東の情勢をわかりやすく、 ユーモアたっぷりに解説します!
以前の配信(第二回)
たとえ話で言うならば、、、(前回の復習)
とある王立湾岸アラブ高校にサウジアラビアとカタールとバーレー
サウジ・UAE「お前とは絶交だわ(国交断絶)。
もう同じ飯も食べねえし(貿易停止)、家に遊びに行かねえ!( 領空飛行禁止)」
と強気に出ました。簡単に言いますと、
イラン・トルコ「おいおい、カタールかわいそうだな、まかせろ! 俺たちが飯食わせてやるぜ!(生鮮食品、乳製品などの緊急輸入)
」
と支援を申し出たことでカタールの台所事情が落ち着き
カタール「俺周りの友人にハブられても、
湾岸でひとりツッパリますけん!」
とカタールは心に誓うようになった、
断交後の王立湾岸アラブ高校
断交からおよそ10ヶ月以上が過ぎましたが、
カタール「どんな状況でも国内はまとまるぜ! カタールはひとおおおつ!!」
カタール舎弟「いえええい!親分ばんざーーーーーーい!!」
断交による様々な弊害を受けた後でもカタールは内部崩壊すること
しかし断交の影響はなんだかんだ言って生活に影響が出ています。
カタール舎弟「親分!
俺たちの牛乳がトルコ高校から来るのはありがたいのですが育ち盛 りの我々には少し高いですし分量が足りないっス!」
カタール「そうかー、、、うーん、牛乳ねえ。どうしたものか。・・・あ!そうか!乳牛を飛ばせばいいのか!!」
牛乳が足りないならば乳牛を集めればいいじゃないか、
▲注:ドナドナではない。
『空飛ぶ乳牛大作戦』
このように断交によりかえってカタールは一丸となり、
▲カタール産牛乳「BALADNA」。
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