.jpg)
成馬零一『テレビドラマクロニクル 1990→2020』好評発売中!
ドラマ評論家・成馬零一さんによる最新刊『テレビドラマクロニクル 1990→2020』が好評発売中です。
昭和の終わりとともに世紀末を駆け抜けた1990年代の旗手・野島伸司。
マンガ・アニメとの共鳴で2000年代の映像表現を革命した堤幸彦。
若者カルチャーの異端児から2010年代の国民作家へと進化を遂げた宮藤官九郎。
平成を代表する3人の作品史をはじめ、坂元裕二、野木亜紀子などの作家たちが、令和の現在に創作を通じて切り拓いているものとは──?
バブルの夢に浮かれた1990年からコロナ禍に揺れる2020年まで、480ページの大ボリュームで贈る、現代テレビドラマ批評の決定版!
hontoにて発売中!
※好評につき、PLANETS公式オンラインストアでの発売は終了しました。
[本書の取扱作品]
『東京ラブストーリー』『101回目のプロポーズ』『高校教師』『人間・失格』『未成年』『家なき子』『金田一少年の事件簿』『ケイゾク』『池袋ウエストゲートパーク』『TRICK』『SPEC』『SIK’S』『木更津キャッツアイ』『ぼくの魔法使い』『吾輩は主婦である』『マンハッタンラブストーリー』『タイガー&ドラゴン』『11人もいる!』『あまちゃん』『ごめんね青春』『ゆとりですがなにか』『監獄のお姫さま』『問題のあるレストラン』『逃げるは恥だが役に立つ』『獣になれない私たち』『いだてん』『半分、青い』『なつぞら』『全裸監督』『映像研には手を出すな!』etc…
【公式オンラインストア限定】9万字におよぶ書き下ろし電子書籍をプレゼントします!
特別電子書籍『テレビドラマクロニクル 2020→2021:コロナ禍の進行はテレビドラマをどう変えたか』
コロナ禍に揺れる2020年4月からの1年間を通じてのテレビドラマと映像エンターテインメントの流れをリアルタイムに追った、成馬零一さん書き下ろしの附録PDF。
ステイホーム環境が生んだ坂元裕二『Living』などのリモートドラマから、朝ドラ『エール』、『半沢直樹』続編、野木亜紀子『MIU404』、そして宮藤官九郎最新作『俺の家の話』まで、本編のボーナストラックとして、まだ歴史化されていない現在進行形の変化をドキュメンタリータッチで綴る、新書1冊分(約9万字)のアナザー・クロニクルです。
※好評につき、PLANETS公式オンラインストアでの発売は終了しました。
【目次】
※リンクがあるものは一部無料公開中です※
第1章 野島伸司とぼくたちの失敗
昭和の終わりと「トレンディドラマ」の時代
「純愛」から人間の暗部を描く「タブー」破りへ
作家的到達点としての『高校教師』『人間・失格』
『未成年』『家なき子』に刻まれた臨界点
第2章 堤幸彦とキャラクタードラマの美学
『金田一少年の事件簿』は何を変えたか
メタミステリーとしての『ケイゾク』
『池袋ウエストゲートパーク』が始動した2000年代
『TRICK』の到達のかたち
時代への抗いとしての『SPEC』
第3章 2000年代の宮藤官九郎──〈ジモト〉と〈共同体〉の再編をめぐって
小劇場演劇ブームの申し子として
『木更津キャッツアイ』が成し遂げたドラマ史の転換
『ぼくの魔法使い』『吾輩は主婦である』における夫婦観
『マンハッタンラブストーリー』と恋愛ドラマの転換
初期クドカンの集大成としての『タイガー&ドラゴン』
第4章 2010年代の宮藤官九郎──東日本大震災後の日本社会をめぐって
震災で浮上した〈現実〉対〈虚構〉の主題
『あまちゃん』という2010年代ドラマのビッグバン
その後の『あまちゃん』
『ごめんね青春!』が挑んだ脱ホモソーシャルへの道筋
『ゆとりですがなにか』と社会派ドラマの潮流
『監獄のお姫さま』とポリティカル・コレクトネスとの対峙
『いだてん』というニッポンの自画像
【著者プロフィール】
成馬零一(なりま れいいち)
1976年生まれ、ライター、ドラマ評論家。テレビドラマ評論を中心に、漫画、アニメ、映画、アイドルなどについて、リアルサウンド等で幅広く執筆。単著に『TVドラマは、ジャニーズものだけ見ろ!』(宝島社新書)、『キャラクタードラマの誕生 テレビドラマを更新する6人の脚本家』(河出書房新社)がある。
【書誌情報】
価格 3,500円+税
コード ISBN 978-4-905325-17-8
頁数 480頁
発行 PLANETS/第二次惑星開発委員会
発売日 4月23日(金)
※この書籍は在庫僅少につき、書店様への新規出荷を終了しております。
関連記事・動画
■『テレビドラマクロニクル 1990→2020』より「はじめに」を無料公開中です。
■「俺の家の話」を語った動画を2本公開しました。
俺の家の話の話|岡室美奈子×成馬零一×宇野常寛
『俺の家の話』最終回放送直後にふりかえる感想戦|成馬零一 × 宇野常寛
■刊行記念特別講義のダイジェストを公開しました。
テレビドラマから考える2020年代の想像力|成馬零一 × 宇野常寛
『あまちゃん』『いだてん』後の朝ドラ・大河と2010年代の映像表現|細馬宏通 × 成馬零一
テレビドラマの過去・現在・未来|岡室美奈子 × 成馬零一
■Real Soundさんにて書籍を紹介いただきました。
のんが表紙を飾る現代テレビドラマ批評の決定版 成馬零一『テレビドラマクロニクル 1990→2020』刊行へ
■KAI-YOUさんにて書籍を紹介いただきました。
TVドラマ批評の決定版『テレビドラマクロニクル 1990→2020』 表紙はのん
■cyzo womanさんにて成馬さん書き下ろし記事を掲載いただきました。
『金田一少年の事件簿』で始まり『俺の家の話』で終わった、ジャニーズドラマ“一つの時代”と『夢中さ、きみに。』に見る新時代
■Business Journalさんにて成馬さん書き下ろし記事を掲載いただきました。
『天国と地獄』の失態と『俺の家の話』のスゴさ…日本のテレビドラマが抱える弱点とは?
■Real Soundさんにて対談記事が公開になりました。
成馬零一 × 西森路代が語る、ドラマ評論の現在地【前半】:批評する人は本当のオタクではないのか?
成馬零一 × 西森路代が語る、ドラマ評論の現在地【後半】:価値観が変化する時代、“物語”が直面する課題とは
■現代ビジネスさんにて成馬さん書き下ろし記事を掲載いただきました。
『大豆田とわ子』の脚本家・坂元裕二が、「3度目の大変化」を遂げている…!