月曜ナビゲーター・宇野常寛 J-WAVE「THE HANGOUT」1月18日放送書き起こし! | PLANETS/第二次惑星開発委員会

宇野常寛責任編集 PLANETS 政治からサブカルチャーまで。未来へのブループリント

Serial

  • 2016.01.25
  • THEHANGOUT書き起こし,宇野常寛

月曜ナビゲーター・宇野常寛 J-WAVE「THE HANGOUT」1月18日放送書き起こし!

大好評放送中! 宇野常寛がナビゲーターをつとめるJ-WAVE「THE HANGOUT」月曜日。前週分のラジオ書き起こしダイジェストをお届けします!


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▲先週の放送は、こちらからお聴きいただけます!

■オープニングトーク
宇野 時刻は午後11時30分をまわりました。みなさんこんばんは、評論家の宇野常寛です。今夜はまず、ある国民的な5人グループについてお話ししたいと思います。僕は文化の批評家、ポップカルチャー評論家なので、職業柄この5人グループについて聞かれることが多いんです。そういうときはいつも「このグループは戦後日本の“イイ男“の定義を変えた」と答えています。冗談ではなく、僕はこのグループをすごく偉大な存在だと考えています。
テレビが普及する前の、映画がメディアの主役だった時代における「イイ男」とは、たとえば加山雄三や石原裕次郎といった「マッチョ」だったんですね。強くたくましいことが「イイ男」の王道だったんです。
それが、このグループの登場によって本格的に変わった。その前から兆候はあったんだろうけど、このグループが出てくることでガラッと変化したんです。男の「カッコよさ」とは、単にマッチョなだけじゃなくて、ちょっと面白かったりひょうきんだったりしてもいい。要は一通りではないという風潮になった。赤だけじゃなく青があってもいいし、黄色も緑もあってもいい。そういう風に変えたのがこのグループだと思うんですよね。
だから、このグループがいてくれたおかげで、結果的に楽になった男子ってすごく多いと思うんです。そういう意味でも、本当に偉大な存在。日本のセクシャリティを一歩前に進めた存在と言ってもいいかもしれない。
もしかすると1月と2月は、このグループにとってターニングポイントになるかもしれないですね。でも、このグループがこの先どうなっていくかは日本の男の子文化に、ものすごく大きな影響を与えると思うので、その意味において、僕はいい形で発展していってほしいと心の底から願っています。
ということで、彼らへのエールを込めて宇野常寛の「THE HANGOUT」本日の1曲目はこれを選びました。あの国民的5人グループの代表曲です。
それでは聞いてください、ささきいさおで『進め!ゴレンジャー』。
〜♪
宇野 はい、お届けしましたのは、ささきいさおで『進め!ゴレンジャー』でした。

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