宇野常寛責任編集 PLANETS 政治からサブカルチャーまで。未来へのブループリント

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  • 2017.01.25
  • 周庭

御宅女生的政治日常――香港で民主化運動をしている女子大生の日記 第4回 15日間、日本の旅【毎月第3水曜配信】

香港の社会運動家・周庭(アグネス・チョウ)さんは12月から1月にかけて日本を訪れました。香港の現状を日本の学生に伝えようと来日した周庭さんは、たくさんの友だちと出会うことになります。初めて訪れた関西での驚きや、友だちとの観光や忘年会、ゲストレクチャーの様子など、15日間の日本旅行の思い出を振り返ります。


 
▼プロフィール
周庭(アグネス・チョウ)
1996年香港生まれ。社会活動家。17歳のときに学生運動組織「学民思潮」の中心メンバーの一員として雨傘運動に参加し、スポークスウーマンを担当。現在は香港浸会大学で国際政治学を学びながら、政党「香港衆志」の副秘書長を務める。
 
◎翻訳:伯川星矢
 
『御宅女生的政治日常――香港で民主化運動をしている女子大生の日記』これまでの連載はこちらのリンクから。

前回:御宅女生的政治日常――香港で民主化運動をしている女子大生の日記 第3回 わたしの学校生活

 
この文章を書いている今、時刻は午前4時頃。日本からの飛行機が、ちょうど香港に到着したところです。わたしはこの15日間、日本を旅していました。今回はこの日本旅行についてお話ししたいと思います。

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▲着物をきたペコちゃん人形と
 
12月20日、大学で最終科目の試験を受けた後、わたしは大きなスーツケースを持って、バスで香港国際空港に向かいました。最初の目的地は関西です。わたしは立命館大学の上久保誠人先生の招待を受けて、日本の学生や留学生に向けて授業の中でお話する機会をいただき、わたしの社会運動の参加経験や、今香港人が直面している状況について話しました。
 
日本に行ったのはこれがはじめてではないのですが、実はこれまでは東京にしか行ったことがありませんでした。そのため、関西を訪問するのは今回がはじめてです。大阪でも京都でも、関東とは全く違う雰囲気を感じました。たとえば関西弁はこれまでバラエティ番組でしか聞いたことがなかったのですが、関西では実際に街中で関西弁が聞こえてきて、とても不思議な感じがしました。
 
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▲日本のスーパーマーケットが気に入りました

 
忘れられない思い出になったのは、留学生を対象にしたゲストレクチャーです。そのレクチャーには、タイ、インド、中国などの様々な国からの留学生が参加していました。わたしが英語で香港の政治状況を簡単に紹介すると、タイやインドの学生たちは熱心に自分の国の社会状況や、香港との相違点を話してくれたのです。母国のデモ活動に参加したことがあると言っていた人たちもいました。
 
ゲストレクチャーが終わると、立命館大学の学生たちが私をいろんなところに連れて行ってくれました。みんなで着物を着て京都の清水寺に行ったり、わたしの大好物の抹茶アイスクリームを食べたり。上久保先生のゼミの忘年会にも参加して、たくさんの学生に出会い、みんなから日本や関西のことをたくさん教えてもらいました。たとえば、とっても簡単でかわいい関西弁とか。

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