DMM.make AKIBA+PLANETS「ハードウェアスタートアップは日本を救うのか?」(『ものづくり2.0』刊行記念) | PLANETS/第二次惑星開発委員会

宇野常寛責任編集 PLANETS 政治からサブカルチャーまで。未来へのブループリント

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DMM.make AKIBA+PLANETS「ハードウェアスタートアップは日本を救うのか?」(『ものづくり2.0』刊行記念)

開催期間
7/14(火)19:00 ~ 7/14(火)
開催場所
DMM.make AKIBA

✳︎本イベントの動画アーカイブをこちらからご覧いただけます。

▼概要
「IoT(Internet of Things)」のかけ声のもと、ベンチャーキャピタルやクラウドファンディングの巨額投資が集まり、今もっとも勢いのあるのがハードウェア・スタートアップです。しかし、PCのインターネット、スマートフォンのアプリに次ぐパラダイム・シフトとも言われながらも、ハードウェアの進化による新たなネットワーク社会の到来に気づく人はそれほど多くありません。
なぜハードウェア・スタートアップが今熱いのか? また彼らが描くビジョンとは何なのか? シリーズ三回目となる本イベントでは、ハードウェア・スタートアップの最前線にいるゲストを招き、3Dプリンタの登場から始まる「メイカーズ・ムーブメント」の現状をふり返り、ハードウェア・スタートアップがつくる新時代を見通すための議論を交わします。
ゲストは本テーマを語るのに欠かせないメンバーです。岩佐琢磨さん率いるCerevo(セレボ)は日本におけるハードウェア・スタートアップの草分けであり、そのプロダクトは世界の名だたるアワードを受賞、まさにメイカーズの代表的な存在です。同じく「ジェームズダイソンアワード2013」で2位入賞するなど国際的にも評価が高い筋電義手「handiii」を生み出したexiiiを率いる近藤玄大さんは、国内外から注目を集めるハードウェア・スタートアップです。田子學さんは家電業界における「amadana」ブランドの立役者として知られ、国内外で数々のデザイン賞の受賞歴を持つクリエイター。現在はMTDO(エムテド)の代表としてハードウェアのトータルデザインを手がけています。そして評論家でありPLANETS編集長の宇野常寛、さらに「DMM.make AKIBA」の全体プロデュースにあたったABBALabの小笠原治氏をコメンテーターに迎えた4人で語り尽くします。
総額5億円の設備がそろい、日本のハードウェア・スタートアップの中心ともいえるDMM.make AKIBAは、この挑戦的なテーマにふさわしい会場といえるでしょう。

なお本イベントはDMM.make AKIBAとPLANETS共同開催で行われるトークイベントの「vol.3」となり、7/10刊行『ものづくり2.0ーーメイカーズムーブメントの日本的展開』(KADOKAWA/PLANETS)の刊行記念を兼ねています。

▼出演者
岩佐琢磨(株式会社Cerevo 代表取締役)
近藤玄大(筋電義手”handiii”開発者、exiii共同創業者)
田子學(MTDO inc.代表取締役)
宇野常寛(評論家、PLANETS編集長)
【コメンテーター】小笠原治(株式会社nomad代表、DMM.make AKIBAプロデューサー)

▼スケジュール
7月14日(火) 18:30 open / 19:00 start

■当日タイムスケジュール
18:30 開場
※来場の際は、富士ソフト秋葉原ビル 4F エレベータホールにお越しください。スタッフがご案内します。
19:00 開演
※イベントの途中に休憩をはさみます。
21:00 終演(予定)

▼会場
DMM.make AKIBA(JR秋葉原駅中央改札口より徒歩2分)
東京都千代田区神田練塀町3番地 富士ソフトビル11階

▼会場チケット
一般: ¥3,000
PLANETSチャンネル会員特別割引: ¥2,500
一般+『PLANETS vol.8』1冊: ¥3,500
一般+『PLANETS vol.9』1冊: ¥3,500
PLANETSチャンネル会員+『PLANETS vol.8』1冊: ¥3,000
PLANETSチャンネル会員+『PLANETS vol.9』1冊: ¥3,000
(書籍は、当日に会場受付にてお渡し致します)

※PLANETSチャンネル会員(月額864円)になると、平日ほぼ毎日様々なジャンルのメルマガが届き、月10本程度の生放送、過去のイベントのアーカイブ動画も見放題です!
詳しくはこちらをご覧ください。

▼LIVE中継
イベントに参加できない方へ、同時放送あります!
「ニコニコ生放送」のタイムシフト予約はこちらから!
http://live.nicovideo.jp/watch/lv224969323
(※イベントの一部のみPLANETSチャンネル会員限定の視聴となります)

▼出演者/司会者プロフィール
岩佐琢磨(いわさ・たくま)

1978年生まれ、立命館大学理工学研究科卒。 2003年から松下電器産業(現パナソニック)株式会社にてネット接続型家電の商品企画に従事。 2008年5月より、ネットと家電で生活をもっと便利に・豊かにする、という信念のもと、ネット接続型家電の開発・販売を行う株式会社Cerevo(セレボ)を立ち上げ、代表取締役に就任。 世界初となるインターネットライブ配信機能付きデジタルカメラ『CEREVO CAM live!』や、既存のビデオカメラをライブ配信機能付きに変えてしまう配信機器『LiveShell』シリーズ、タブレットで操作できるライブ配信機能搭載ビデオスイッチャー『LiveWedge』などを開発・製造し、世界35カ国以上で販売。

近藤玄大(こんどう・げんた)
exiii(イクシー)CEO/co-founder。2011年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。2009-2010カルフォルニア大学バークレー校に留学。在学中はBMI、サイバネティクスの研究に従事。2011年ソニー株式会社に入社、ロボット研究や新規事業創出に携わる。2014年10月よりexiii代表取締役。

田子學(たご・まなぶ)
株式会社東芝デザインセンターにて家電、情報機器デザイン開発にたずさわった後、株式会社リアル・フリートのデザインマネジメント責任者として従事。その後2008年株式会社エムテドを立ち上げる。現在は幅広い産業分野においてコンセプトメイキングからプロダクトアウトまでをトータルでデザイン、ディレクション、マネジメントし、社会に向けた新しい価値創造を実践している。16 Lab Inc.CDO、Pixie Dust Technologies, Inc.CDO、京都府与謝郡与謝野町クリエイティブディレクターも務めている。

宇野常寛(うの・つねひろ)
1978年、青森県生まれ。評論家として活動する傍ら、文化批評誌『PLANETS』を発行。主な著書に『ゼロ年代の想像力』(早川書房)、『リトル・ピープルの時代』(幻冬舎)、『日本文化の論点』(筑摩書房)、ほか多数。

【コメンテーター】
小笠原治(おがさはら・おさむ)

1990年、京都市の建築設計事務所に入社。データセンター及びホスティング事業のさくらインターネット株式会社の共同ファウンダーを経て、モバイルコンテンツ及び決済事業を行なう株式会社ネプロアイティにて代表取締役を努め、インターネット・インフラとモバイルサービスにそれぞれ黎明期から取り組む。以降、「Open x Share x Join =∞」をキーワードにスタートアップ向けシード投資やシェアスペースの運営などスタートアップ支援事業を軸に活動。2013年より投資プログラムを法人化し株式会社ABBALabとしてIoTプロダクトのプロトタイピングへの投資を開始。同年、DMM.makeのプロデューサーとしてDMM.make 3D PRINTの立ち上げ、2014年にはDMM.make AKIBAを立ち上げている。他、経済産業省 新ものづくり研究会 委員、福岡市スタートアップ・サポーターズ等。1971年京都府京都市生まれ。