宇野常寛『母性のディストピア』発売中! | PLANETS/第二次惑星開発委員会

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  • 2017.10.12

宇野常寛『母性のディストピア』発売中!

文庫版(Ⅰ 接触篇Ⅱ 発動篇/ハヤカワ文庫)も発売しました!(2019年7月18日)
富野由悠季監督との対談や、宇野常寛ロングインタビュー「2010年代の想像力」を新規収録しています。単行本で読んだ方も、まだ読んだことのない方も、ぜひ手にとってください!

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▼週プレニュース 宇野常寛インタビュー
前編 サブカル評論の原点に返った宇野常寛が挑んだ”ふたつの宿題”――思春期体験の中心にいた富野由悠季とは…
後編 庵野秀明は『ゴジラ』より『ウルトラマン』を作るべき!宇野常寛からのメッセージ「あなたはそこから逃げるべきではない」

▼マイナビニュース 宇野常寛インタビュー
宇野常寛氏語る、虚構の可能性とオタク‐宮崎駿監督から『ポケモンGO』まで

▼KAI-YOU 宇野常寛インタビュー
第1回 高橋留美子の母性と本音
第2回 サブカルチャーの終焉
第3回 宮崎駿と富野由悠季の物語
第4回 SDガンダムの想像力
第5回 押井守が仕掛けたハッキング
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▼プレジデントオンライン 宇野常寛インタビュー
第1回 なぜテレビを見ていると”バカ”になるのか
第2回 「スッキリ」の降板騒ぎで私が考えたこと
第3回 次の「ポケモンGO」を日本から生む方法

▼PLANETSのメルマガ
濱野智史×宇野常寛「〈政治〉と〈文学〉」から「〈市場〉と〈ゲーム〉」へ――『母性のディストピア』をめぐって
(1)押井守・庵野秀明・こうの史代——アトム/ゴジラの命題の継承者たち
(2)パズーはもう一冒険に出るべきか?――宮崎駿と高畑勲、ジブリ2大作家の可能性と限界
(3)イデとニュータイプを「いま」考える――富野由悠季と押井守
(4)おたく/オタクという「失敗したプロジェクト」とその可能性
(5)〈虚構〉が終わった戦場で何を語るべきか
これらをまとめたマガジンがnoteで販売されています

宮台真司×宇野常寛 〈母性〉と〈性愛〉のディゾナンス--「母性のディストピア」の突破口を探して
(1)前編
(2)中編

【特別寄稿】宇野常寛「あなたはなぜ『母性のディストピア』を読むべきか」

 

過去のイベント

『母性のディストピア』(集英社)刊行記念宇野常寛トーク&サイン会

【日時】2017年12月19日(火) 19:00〜
【会場】代官山蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
宮﨑駿、富野由悠季、押井守といった戦後アニメーションの巨人たちの達成と限界から、日本の戦後の精神史への批評を試みた、宇野の新たな代表作にして戦後サブカルチャー論の決定版『母性のディストピア』(集英社)の刊行を記念して、宇野が東京でじっくり語ります。
年内最後の東京での単独トーク、じっくり話を聞きたい方は是非お越しください!


集英社『母性のディストピア』刊行記念 宇野常寛トークイベント
~福岡から戦後(アニメーション)の遺産と、日本のこれからを考える~

【日時】2017年12月15日(金)18:30〜21:00
【会場】天神MMTビル6階天神カンファレンスセンターRoomC (ジュンク堂書店福岡店のビル6階)

集英社『母性のディストピア』刊行記念トークイベント。
宮﨑駿、富野由悠季、押井守といった戦後アニメーションの巨人たちの作家論を軸にして、アニメから日本の戦後の精神史への批評を試みた渾身の一冊『母性のディストピア』について、宇野自身が語り尽くす。イベント後半にはサイン会も開催します。

アーカイブ動画はこちら


『母性のディストピア』刊行記念イベントin大阪
~もはや東京は「思考の場」ではあり得ない~

【日時】2017年12月1日(金)19:30〜
【会場】ロフトプラスワンウエスト(大阪)

刊行前から巨大な注目と反発を呼んだ宇野常寛の「母性のディストピア」。東京の批評村から距離を起き、テレビ村との「戦争」をくぐり抜けながら孤独に書かれた同書は同時に「東京の」「ギョーカイの」「空気」を背景にした途端に本質を見失い「読めなく」なる本でもあると宇野は主張する。
では、東京にいては読み解き得ない同書の、戦後アニメーションの、現代日本社会の「本質」とは何か。宇野自身が語り倒す。

後日アーカイブ動画をアップします

『母性のディストピア』刊行記念シンポジウム
「戦後アニメーションは何を描いてきたか」
富野由悠季×國分功一朗×福嶋亮大×宇野常寛

【日時】2017年11月25日(土)14:00~
【会場】立教大学 池袋キャンパス 5号館5322教室

アーカイブ動画はこちら

書籍情報

宮崎駿、富野由悠季、押井守–戦後アニメーションの巨人たちの可能性と限界はどこにあったのか?

宮崎駿論4万字、富野由悠季論10万字、押井守論10万字の作家論を中核に、アニメから戦後という時代の精神をいま、総括する。
そして『シン・ゴジラ』『君の名は』『この世界の片隅に』――現代のアニメ・特撮が象徴するさまよえるこの国の想像力はどこにあるのか?

『ゼロ年代の想像力』『リトル・ピープルの時代』とその射程を拡大してきた著者の新たな代表作にして、戦後サブカルチャー論の決定版。

【目次】
序にかえて
第1部 戦後社会のパースペクティブ
第2部 戦後アニメーションの「政治と文学」
第3部 宮崎駿と「母性のユートピア」
第4部 富野由悠季と「母性のディストピア」
第5部 押井守と「映像の世紀」
第6部 「政治と文学」の再設定
結びにかえて