宇野常寛責任編集 PLANETS 政治からサブカルチャーまで。未来へのブループリント

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  • 2019.02.20

御宅女生的政治日常――香港で民主化運動をしている女子大生の日記 第24回 香港の春節と日本の大晦日

香港の社会運動家・周庭(アグネス・チョウ)さんの連載『御宅女生的政治日常――香港で民主化運動をしている女子大生の日記』。日本の正月にあたる春節(旧正月)を迎えた香港。周庭さんたち香港衆志は歳の市に出店し、干支にちなんだイノシシのデザインのグッズを販売することで、政党の理念のPRに努めたようです。(翻訳:伯川星矢)

春節おめでとうございます!

日本の新年と同じように、春節は香港最大の祝日でもあります。
わたしたちはいつも通り、香港最大の歳の市ーーヴィクトリアパーク歳の市で出店をし、イノシシ年のグッズ販売しながら、わたしたちへの応援を呼びかけました。

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今年は、布バック、ハンカチ、Tシャツ、デコテープと、わたしたちの理念がプリントされている旗を販売し、とても良い売り上でした。
特に布バックは、今年の干支であるイノシシ年に合わせて、香港人にもっと社会や時事に関心を持ってもらいたいと思って作ったもので、「今年はもう“香港ブタ”にならない」をテーマとしています(「香港ブタ」とは最近流行り始めた単語で、社会に無関心、流されるままの香港人を意味しています)。

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わたしたちは毎年、社会に関するさまざまなテーマでグッズをデザインし販売しています。例えば今年のTシャツでは、泣いているイルカのイラストを印刷し、政府の埋め立て計画が海の生態を破壊していることと、香港の海域周辺に住むシナウスイロイルカが帰る場所を失ったことを表しています。
そして、デコテープには、わたしたちが幼い頃よく歌っていた「ゴジラ版国歌」(※注)の歌詞が印刷されています。政府がこれから進めようとしている「国歌法」では、国歌の歌詞の改変が違法となりますが、それが一般市民の表現と創作の自由を侵害していることを表しています。
「国歌法」はすでに立法会に提出され、審議中となっています。審議の初日(2019年1月末)に、わたしたち香港衆志は政府本庁前の「公民広場」に突入し、フラッグポールに「歌わない自由」と書かれた横断幕を掛け、国歌法によって表現の自由が制限されることに対して抗議しました。

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