
中川大地 タンポポの綿毛を追って ~『この世界の片隅に』ファンムーブメントの軌跡~(PLANETSアーカイブス)
今朝のPLANETSアーカイブスは、映画『この世界の片隅に』とそのファンムーブメントの考察です。2016年11月、わずか63館で封切られた本作は、熱烈なファンムーブメントの後押しを受けて公開規模を拡大、異例のロングランヒットとなりました。公開前のクラウドファンディング当時からファンムーブメントに参加してきた評論家の中川大地が、その軌跡を追いながら、作品と現実が呼応する本作の意義を改めて問い直します。(初出:『ありがとう、うちを見つけてくれて「この世界の片隅に」公式ファンブック』双葉社)
※本記事は2018年4月1日に配信された記事の再配信です。
【告知】
1月21日放送予定のPLANETS the BLUEPRINTに『この世界の片隅に』の監督・片渕須直氏がゲスト出演します。ご興味のある方は以下のリンク先から、ぜひご覧ください。
片渕須直×宇野常寛「(さらにいくつもの)片隅から描かれた世界とはなにか」
こうの漫画が誘う「昭和越しの戦争体験」
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デジタルネイチャー時代の人類学 ──マルチスピーシーズが導く「制作論的転回」とは(前編)|奥野克巳(PLANETSアーカイブス)

『花子とアン』はなぜ「モダンガール」を描き切ることができなかったのか?|中町綾子×宇野常寛(PLANETSアーカイブス)

人間の「伸びしろ」を測定することは可能か? ──統計学的思考の教育への応用可能性 鳥越規央(統計学者)×藤川大祐(教育学者)(PLANETSアーカイブス)



もはやサブカルチャーは「本音」を描く場所ではなくなった――『バケモノの子』に見る戦後アニメ文化の落日(宇野常寛×中川大地)(PLANETSアーカイブス)

どこまでも遠くへ届くもの―― 宇野常寛、『ゴーマニズム宣言SPECIAL 大東亜論』を読む(PLANETSアーカイブス)

私は如何にして執筆するのを止めてアイドルを愛するようになったか――濱野智史が語る『アーキテクチャの生態系』その後(PLANETSアーカイブス)


木俣冬×宇野常寛 『真田丸』――『新選組!』から12年、三谷幸喜の円熟を感じさせるただただ楽しい大河の誕生(PLANETSアーカイブス)