宇野常寛責任編集 PLANETS 政治からサブカルチャーまで。未来へのブループリント

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  • 2019.02.05

【新連載】近藤那央 ネオアニマ

今朝のメルマガより、ロボットアーティストの近藤那央さんによる新連載「ネオアニマ」が始まります。シリコンバレーを活動の拠点に、コミュニケーションロボットの開発に取り組む近藤さん。従来のSF的な想像力を超えた、生活に寄り添った新しいロボットのビジョンを、「ネオアニマ」という独自の概念から考えていきます。

近藤那央さんが出演したNewsXの書き起こしはこちら
News X vol.15 ゲスト:近藤那央「アンドロイドからネオアニマへ」

「ロボット」から「ネオアニマ」へ

ロボットというワードを聞くと、どんなロボットを思い起こすでしょうか。アンドロイドですか? ルンバですか? それとも産業用ロボット……をイメージした人はかなりのロボット好きですね。

ロボットという言葉は最近のテクノロジーや未来を語る上でのホットトピックではありますが、その言葉が意味する対象は非常に幅広く、ペットのような機能を持つものや、工場のラインで仕事をするロボットなど多岐に渡ります。本当にこれらを一緒にロボットと括ってしまって良いのだろうかと私はよく疑問に思っています。私にとってのロボットは、人と言語もしくは非言語でコミュニケーションをとり、人の精神的生活を豊かにするコミュニケーションロボットのことです。ロボットという技術を使って、人間でも動物でもない”いきもの”と暮らしたい。私にとってのロボット開発というのは、絵を描いたり、ぬいぐるみを作る延長線上にあります。世間的に注目されているような、人の生活を直接的に手助けし、更には現在の人の仕事を代わりに担うようなロボット像とは違います。つまり、私のロボット開発は技術的興味での開発ではないので、ロボット”アーティスト”と自分を呼称することにし、今はフリーで活動をしています。

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▲ネオアニマ「にゅう」

AIBOと亀とハムスターの違い

そもそも私のロボットとの関わりのきっかけは、9歳の頃に父親が買ってきたSONYのAIBOという犬型ロボットでした。 AIBOは世界初の家庭用ロボットで、私にとってロボットというのは2004年頃から結構身近な存在でありました。

そのAIBOに対して頭を撫でたりとか「ダンスをして」などと命令をして遊んだりするわけですが、2週間もたたないうちに遊ぶことがなくなってしまいました。でも普通に考えて、本当の犬だったら毎日欠かさずに遊ぶはずですよね。私は本当の犬は飼ったことはないのですが、小さい頃から「AIBOは自分にとってどういう存在なんだろう」ということを、自ずと考えるようになりました。さらにAIBOが我が家に来た一年後に亀が来て、さらにその1年後にはハムスターが来ました。そして、彼らはリビングの中の同じ場所で飼われていました。

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