月曜ナビゲーター・宇野常寛 J-WAVE「THE HANGOUT」6月20日放送書き起こし!
大好評放送中! 宇野常寛がナビゲーターをつとめるJ-WAVE「THE HANGOUT」月曜日。前週分のラジオ書き起こしダイジェストをお届けします!
■オープニングトーク
宇野 時刻は午後11時30分を回りました。みなさんこんばんは、宇野常寛です。そして松岡茉優さん、今夜も生放送、本当にお疲れさまでした。ドラマ『水族館ガール』、見ましたよ。もう最高でした! 夏のイベントもやりましょうね。月曜の「AVALON」と月曜の「THE HANGOUT」だけでコラボして、僕と松岡さんの2人だけの世界をリスナーのみんなに見せつけるという、そういうイベントが僕は理想かなと思います。これが本当に「1歩理想に近づく」というやつですよ。やはり「AVALON」の理想を実現するために、僕も微力ながら、力を貸そうと思っていますので、ぜひイベントの件も前向きにご検討ください。
ということで、今日はちょっと真面目な話から始めたいと思います。正直、僕はいまテレビとの付き合い方を、ちょっと考え直そうかなと思っているんですよ。知っている方も多いかと思いますが、僕が毎週木曜日に出ている朝の情報番組「スッキリ!!」で先週、舛添都知事の辞任問題を扱ったんですね。この問題は、前にも話したかもしれないけれど、正直言って僕はひどい話だと思うんですよ。舛添都知事が不適切に使用したお金って、どんなに多く見積もったとしても、1000万円もいかないですよね。しかも公金横領とかではなくて、税金由来のお金とはいえ、一応、自分の懐に入ったお金を遣っていたわけじゃないですか。まあそもそもこれが問題なんですけれども、何に遣うのか特に規定がないお金なわけです。それなのに、ここまで騒ぐのはどうなのかな、というのが僕の正直な感想なんですよ。