宇野常寛責任編集 PLANETS 政治からサブカルチャーまで。未来へのブループリント

Serial

  • 2015.06.08
  • J-WAVE,THE HANGOUT,YouTube,宇野常寛

月曜ナビゲーター・宇野常寛 J-WAVE「THE HANGOUT」6月1日放送書き起こし!

大好評放送中! 宇野常寛がナビゲーターをつとめるJ-WAVE「THE HANGOUT」月曜日。ほぼ惑月曜日は、前週分のラジオ書き起こしダイジェストをお届けします!


 

▲2015年6月1日の放送はこちらから視聴いただけます
 

■ オープニングトーク
 

宇野 時刻は午後11時30分を回りました。みなさんこんばんは。評論家の宇野常寛です。ついに今週末、AKB48の選抜総選挙がやってきます! 僕は毎年このシーズンには、雑誌とかテレビとかニコニコ動画でAKBの総選挙の解説をやっているんですけど、僕は、去年のゴールデンウィークには吉本隆明さんの追悼シンポジウムの司会とかもやっているんですよね。AKBの総選挙の解説と吉本隆明のシンポジウムの司会っていう、この両方をやった人間って、たぶん人類の歴史で僕が初めてで、この先もたぶんいないと思うんですよね(笑)。そんなわけで、僕にとっては毎年いちばん忙しいシーズンなんですけど、今年の選挙は、どういった結果になるのかぜんぜん読めないですね。誰が1位になってもおかしくないですね。もともとこの選挙というのは、ファンから秋元康さんへの不満がきっかけで生まれたものなんですよ。毎回のシングル曲で秋元康さんにセンターを指名されていた前田敦子さんと、現場の人気では前田さんに引けをとらない大島優子さんがいて、ファンの中で「なんでいつもあっちゃんがセンターなんだ! 俺たちの優子をもっと見てくれよ」という不満がたまっていって、それを秋元さんが逆手に取るかたちでビッグビジネスにしたというのがこの総選挙のはじまりなんですよね。毎年この選挙では、投票開始時刻から24時間ちょっとたった時点での集計データを出していて、それが「速報」と呼ばれています。で、毎年その速報結果から風向きを分析して、「今年はこの子がきそうだ」とか「ここのグループがきそうだ」とかそういった分析をするんですよ。で、その速報の発表が、先週かちょっと前くらいにありました。それで、例によって僕はニコニコ生放送の公式の速報結果を分析する番組に出演したんです。

こういったAKB48関係のイベントとかでいつも一緒に仕事をしている人に、光文社の青木宏行さんという50歳後半の男性がいるんです。この青木さん、実はAKB関連の仕事でからむ前からのちょっとした知り合いで、お互い名刺を交換して挨拶していたくらいの人なんですよ。当時、彼は「FLASH」という日本を代表する写真週刊誌の編集長だったんですよね。で、さらに言うと出身的にはけっこう政治系なんですよ。小沢一郎の担当をやっていた人で、ばりばりの政治記者だったんですよね。20年前のオウム真理教による地下鉄サリン事件の時なんかは、「FLASH」はオウムの敵対メディアということですごく攻撃されていて、青木さんもそのテロの標的にあっていたらしいんですよ。話を聞いてみると、命からがら尾行を巻いた経験とかもあるんですよね。そういうわけで、彼はそんな修羅場をくぐってきた凄腕の編集者で、若くして「FLASH」の編集長になっていたことからも、完全に出世コースに乗っていたんです。なので、はじめて会った時には「すごい人だな」と思っていたんですけれど……数年後に再会した時には、お互い完全に道を踏み外していました。

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