宇野常寛責任編集 PLANETS 政治からサブカルチャーまで。未来へのブループリント

Serial

  • 2015.10.26
  • J-WAVE,THE HANGOUT,YouTube,宇野常寛

月曜ナビゲーター・宇野常寛 J-WAVE「THE HANGOUT」10月19日放送書き起こし!

大好評放送中! 宇野常寛がナビゲーターをつとめるJ-WAVE「THE HANGOUT」月曜日。前週分のラジオ書き起こしダイジェストをお届けします!


 

 


▲2015年10月12日の放送は、こちらからお聴きいただけます!

■オープニングトーク

宇野 時刻は午後11時30分を回りました。みなさんこんばんは、宇野常寛です。金曜日、僕のやっている雑誌の取材で、テロ対策特殊装備展(SEECAT)という国内唯一のテロ対策イベントに行ってきました。世界中の軍事産業が、新しく開発したテロ対策のいろんな装備を見せびらかして、「導入をしませんか」ということをアピールをするイベントなんです。実は僕、この数ヶ月くらい、「東京でテロがあるとしたらどんなシナリオがありえるだろうか」というテーマについて、チームを組んでこっそり取材しているんですよ。そういう本を作ろうかなと思っていて、その取材の一環で、SEECATに行ってきたんです。

これがけっこうすごかったんですよ。例えば、ものすごく分厚い鉄板とかが展示してあるんですよ。正確に言うと、これが持ち運び可能な鋼鉄のドアみたいなものなんです。それが砂漠っぽい黄色とか森っぽい緑で塗ってあるんですよ。「これは何に使うものですか?」とメーカーのおにいさんに聞いてみたら「これを戦地のプレハブ小屋とかに並べると、その場でトーチカができるんですよ」ってドヤ顔で教えてくれました。要するに、テロリストが攻めてきたとき、これを建物の上に並べると対弾性能がある要塞ができるというわけです。

あと、最近ドローンがブームになっていますよね。でもテロ対策の業界では、ドローンは一段落していて、むしろアンチ・ドローンブームらしいんですよ。ドローン特有のプロペラの振動音とかを認識して、ドローンが飛んできたらすぐに感知できるセンサーとかが置いていました。あとは普段は路上とか公園に設置してある、いっけん何の変哲もないゴミ箱なんですけれども、いざというときは爆弾を封じ込める蓋になる超高性能なゴミ箱とか置いてありましたね。爆弾が爆発しそうなときにはそのゴミ箱をかぶせると。爆発の被害は最小限になるというわけです。

基本的にはいろんなメーカーさんが、こういった最新アイテムをお役所とか企業のみなさんにアピールするイベントなんですけれども、個人的には職業柄、パンフレットの売り文句が気になりましたね。例えば、港警備の総合システムのブースには、「友情・努力・勝利」みたいに3つの言葉が標語っぽく書いてあるんですよ。1つ目は「探索」。これはわかりますよね。悪いやつがいたら探さなきゃいけないですからね。2つ目は「監視」。これもまあわかりますよね。そもそも監視システムを売っているんだから。で、3つ目に「制圧」って書いてあるんですよ。

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